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大人の方の歯石とり。お口のクリーニング?

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むし歯、歯周病について

こんにちは。住岡龍一です。

大人の方のお口のクリーニング。半年に1回や3ヶ月に1回で十分でしょうと言われた方や、月に1回しないと歯が長持ちしないですよと言われた方もいらっしゃるのではないでしょうか。今回は大人の方のお口の中のクリーニングは、何のために?なぜ期間が違うのかというお話です。

住岡歯科医院でのお口のクリーニングの進め方は、口の中の状態の確認後、歯茎の検査、磨き具合の確認を行います。状態が落ち着いている場合は、お口のクリーニングにすすみます。歯磨きの改善点があれば説明し、歯石をとり、フッ素が入ったペーストとブラシにより歯をツルツルになるように磨き上げます。むし歯と歯周病、歯を失う原因の2大疾患両方共がすすみにくくなるようにクリーニングを行なっています。

以前のブログの中でも話していますが、むし歯や歯周病は、ヒトそれぞれリスクが異なります。

1、歯や歯茎の強さ、骨の密度、体の免疫力、だ液量、だ液の中の抗菌物質の強さ、だ液の中のイオン濃度・・・というヒトが持つ遺伝的要因

2、むし歯菌や歯周病菌の総量とそれぞれの病原性の強さ

3、噛み合わせ

4、噛み方、歯ぎしり、噛み締めなどの癖

5、全身疾患やストレスなど

1〜5が複雑に絡み合ってむし歯や歯周病が悪化するので、今現在のお口の中のリスクを常々考えないといけません。

歯を全然磨いてないけど、むし歯や歯周病に一切ならずに生涯を終えられる方もいらっしゃれば、毎日歯磨きを10分以上行なっているのにむし歯や歯周病が悪くなる一方の方もいらっしゃいます。むし歯や歯周病に対するリスクはヒトそれぞれ違いますし、最新の考え方ではむし歯や歯周病が進みやすい時期もあれば進まない時期もあると考えられています。そのため、適切な時期に適切な予防歯科を行わないと、お口の中の環境は維持できないと考えられているのです。

歯石とりおよびむし歯予防の処置に関して、むし歯や歯周病のリスクが低い方や低い時期は、4〜6ヶ月毎に行う事で十分お口の中が維持できます。しかし、リスクの高すぎる方や高すぎる時期は2〜3週間毎にお口のクリーニングを行わないお口の環境を維持できないのです。お口の中も個人差が大きいので、今の状況に応じてクリンーニングの間隔を考えさせていただいております。

大切な歯を守るためのお手伝いを住岡歯科医院にさせてください。ご一緒に歯と口の健康を保っていきましょう!

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