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介護における歯磨き?

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口の変化

こんにちは。住岡龍一です。

訪問歯科や介護における口腔ケア。お口のケアの基本は、歯ブラシによる歯磨きとなります。

お口の中が不潔な状態だと、細菌が増加し、口臭の原因となったり、気管や肺に落ち込んでいくと誤嚥性肺炎になります。お口の中がキレイだと食欲もわいてきて、健康に長生きすると言われています。

今できる能力をなるべく維持することが介護の基本なので、歯磨きにおいては、上半身を起こしたり、タオルを頭の下に敷いたりと磨ける体勢で、できる限りご自身で歯磨きを行ってもらうのが体を動かすことになるので良いと思います。

介護者が歯磨きを行う場合は、できるだけお口を開けてもらい汚れの状態を確認し、普通の歯ブラシで歯を磨くいてください。使用する歯ブラシは毛先が開いていると汚れの除去効率が6割弱に落ち込むことがわかっているので、1〜2ヶ月に1回歯ブラシの交換をお勧めしています。食べかす(食渣)が多く残っている場合は、介護用のスポンジブラシを使ったり、ガーゼで拭ってから歯磨きを行うことをお勧めします。

入れ歯は外して義歯用ブラシか普通の歯ブラシで磨いてください。その際、歯磨き粉はつけずに磨いてください。また、入れ歯洗浄剤の使用も併用が望ましいです。

寝たきりの方は全身の状態を考えて、水分摂取が水やお茶ではなくジュースや経口補水液になっていることも多いと思います。そのため、虫歯になりやすくなり、歯がかけていくかたも多いです。全身の状態とご飯を食べる機能の両方のバランスを取ることが良いと考えています。

お口の中の介護についてお困りのご家族の方は、JR加茂駅前の住岡歯科医院までお気軽にご相談ください。

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