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口臭・・・最近口の臭いが気になる?? 〜病的口臭2〜

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口の変化

こんにちは。住岡龍一です。

病的口臭について、もう少し原因を説明します。

口臭の一番の原因は、増加した細菌が作り出した物質(主に揮発性硫黄酸化物)です。そのため、歯垢(しこう、プラーク、細菌のかたまり)や歯石(歯垢が固まったもの)がついたままになると、口臭が強くなります。

歯垢が歯についたままだと、むし歯や歯周病が進行します。細菌の中でも歯周病菌には、特に強く臭うグループがいます。歯垢や歯石が原因の病的口臭だと、口腔ケアを行うと臭いがなくなります。

大人の方の歯周病とむし歯は、痛みがなく進行することが多いです。口臭が気になっている方でしばらく歯科を受診されていない方は、むし歯や歯周病の状態の検診が必要となります。むし歯や歯周病がある場合は、治療をしないと口臭は無くなりません。

樹脂が貼り付けてあるかぶせも臭いの原因になることがあります。古くなるにつれて、樹脂は色やにおいを吸着するので、経年的に黄ばみ、臭ってくることがあります。また、適合が悪いかぶせは、歯との間に歯垢がたまりやすく、臭う原因になります。かぶせが問題で口臭がある場合は、やり直しをお勧めしています。樹脂でできている入れ歯も古くなると、臭う原因になりますので、日々しっかりと洗うことをお勧めしています。

入れ歯が入っている方や、体調が良くない時などには、舌に舌苔(舌の表面につく白い付着物)がつくことがあります。歯垢と同じような細菌の塊で、口臭や誤嚥性肺炎の原因となります。舌をきれいにする舌ブラシの使用をお勧めしますが、普通の歯ブラシでも除去は可能です。痛みのない程度に表面をきれいにして下さい。

舌癌や頬粘膜癌などの口腔ガン、顎骨壊死により口臭が発生することもあります。お口の中で口内炎が続くとか、白くなっている、ピリピリすると思われた方は、一度受診ください。

お口の中以外では、副鼻腔炎(蓄膿症)や咽頭喉頭炎などの炎症があると、膿が口の中に出てくることにより口臭がすることがあります。また、全身の病気により口臭がすることもありますので、原因の病気を特定、診断して、治療すると口臭は解決できます。

口臭のことで気になる方は、木津川市 JR加茂駅前 住岡歯科医院までご相談ください。

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