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マウスピース矯正??

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小児歯科、矯正歯科について

こんにちは。住岡龍一です。

今回は、当院で行っているマウスピース矯正(アライナー矯正)についてです。

 

マウスピース矯正とは、透明な薄いマウスピースを交換しながら歯並びを整える歯列矯正です。

昔から一般的に行われてきたワイヤーとブラケットを用いた歯科矯正治療では、見た目がネックとなり、矯正治療に抵抗があった大人の方も、マウスピース矯正であれば見た目の問題が解決するので行う方が増えてきています。

 

治療期間は、ワイヤー矯正と比較して、ほとんど違いはありません。歯並びにより個人差はありますが、一般的な成人矯正に対しての治療期間は1年~2年程度です。その後、後戻り防止のために保定期間が動かした期間と同じくらいは必要になります。

 

マウスピース矯正は以下のようなメリットがあります。

1、薄くて透明だから目立たない

マウスピース矯正に使うマウスピースは透明度の高いプラスチック製です。スポーツ選手が使っているマウスピースとは全く違うものです。透明で薄いから矯正治療していることは気づかれにくいです。マウスピース矯正は金属を使用しないので、金属アレルギーの方でも矯正治療が可能です。カチッと入る感じなので外れたりはせず、装着感もすぐに慣れてもらえると思います。

2、取り外しができる

マウスピース矯正はワイヤー矯正と違い取外しができるため、食事に制限はありません。ワイヤー共生ではトラブルが起こりそうな硬いべものも問題なく食べられます。また、結婚式や写真撮影、外食の時などでは装置を取り外すことができます。

3、マウスピースは一定期間ごとの使い捨て

マウスピース矯正は歯の動きに合わせて2〜4週間ごとに装置を交換しながら矯正治療を進めていきます。プラスチック製の装置は一定期間で新品の装置に取り換えられるので清潔に治療をすすめられます。

4、ワイヤー矯正と比べるとむし歯や口内炎になりにくい

マウスピース矯正は取り外しができるので、毎日の歯みがきはきっちりと行えます。ブラケットやワイヤーを装着するワイヤー矯正と比べて、歯の周囲を清潔に保ちやすいので、むし歯や歯周病が矯正治療中も進みにくいです。また、ワイヤー矯正と比べて装着物がないため、口内炎のトラブルも少ないです。

 

マウスピース矯正には以下のようなデメリットもあります。

1、1日の装着時間が長い

マウスピースは、基本的に食事と歯みがき以外の時間は装着するので、マウスピースの装着時間は1日約20時間以上となります。そのため、マウスピースに慣れるまでは個人差はありますが、ストレスを感じるかもしれません。

ワイヤー矯正では、ワイヤーの交換により矯正力が常にかかり続けるため、歯が移動しやすいのと比べると、マウスピース矯正は、マウスピースの装着時間が短いと計画通りに歯が動かず、結果的に治療期間が長引くことがあります。マウスピース矯正はセルフコントロールができないと、良好な結果に繋がりません。

2、(矯正治療をしていない時と比べて)装着中は飲食の制限がある

マウスピースは歯にピッタリと密着した装置のため、歯磨き不足のまま着用すると汚れが残りやすくなり、虫歯ができてしまいます。お茶や水以外のものを口に入れた後、歯磨きができていれば問題ありませんが、ジュースや糖分の入ったジュースやコーヒーなどを飲んだり、ちょっとしたつまみ食いでも、その都度マウスピースを取り外しての歯磨きが必要になります。

3、適応症例が限られる

抜歯を伴うケースなどはワイヤー矯正の方が適している場合があります。

 

マウスピース矯正について気になられた方は、木津川市 JR加茂駅前 住岡歯科医院までご連絡ください。

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