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マグネットデンチャーが保険適応になります!

かぶせ、入れ歯について

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こんにちは。住岡龍一です。

マグネットデンチャー(磁性アタッチメント義歯)は、磁石の引き合う力によって入れ歯を安定させようする入れ歯のことです。今までは、保険適応外であったため、当院でも、1ヶ所につき5万円+消費税で装着していました。

マグネットデンチャーの構造は、歯の根っこ(歯根)に、キーパーと呼ばれる磁石とくっつきやすい金属を埋め込み、入れ歯の中に組み込んだ磁石がくっついて、入れ歯が外れにくくなります。

総入れ歯で入れ歯が安定しない方で、歯根を抜かずに置いてあるケースが適応症例です。ただ、歯根を残すと、歯根周囲の歯茎が腫れやすくなることがあります。磁石を使って、義歯を安定させるのが良いか、歯茎の腫れがおきない方が良いかの診断と相談が必要になってきます。

 

MRI検査は磁気を使う検査のため、MRI検査は可能ですが、キーパーと呼ばれる金属により、その周囲の画像は乱れます(口の中の他の金属でも同様です)。MRI検査を受ける際には担当医の方に磁石を使用した入れ歯を装着していることと、撮影の時は、入れ歯を外さないといけないとお伝えしてください(装着したままだと、入れ歯の磁石の吸着効果がなくなります)。

 

総入れ歯に近い大きい入れ歯を使用されている方にとっては、磁石の効果で、入れ歯が少しでも外れにくくなってくれるため、保険適応のメリットは高いと考えます。

 

マグネットデンチャーについてご興味を持たれた方は、木津川市 JR加茂駅前 住岡歯科医院までご相談ください。

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