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この前むし歯の治療をした歯が・・・しみる、なんで??
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むし歯、歯周病について
こんにちは。住岡龍一です。
滅多に起こらないことですが、治療後にしみる歯がまれにあります。
原因としては、
① 詰め物(被せ物)と神経の距離が近く、熱や噛んだ時の力の刺激が神経に伝わって痛い
② 歯に目に見えないひび割れ(クラック)が入っており、ひび割れを通して歯の神経に刺激が入り痛い
③ 歯の神経(歯髄)が元々悲鳴を上げている状態で治療後やっぱり痛くなる
が考えられます。
当院では、保存できる歯の神経は、できるだけ残したいという強い思いで日々治療を行なっています。
大きいむし歯や噛む力により歯がかけ始めたときのむし歯治療の場合、治療後も痛みが続くもしくは痛みが強く出る可能性があるときは、神経を残す治療をするのか、神経をとってしまい痛みを出なくするのかを相談させていただいています。
①の場合の痛みや違和感、しみるという感覚は徐々におさまります。
歯の神経は、詰め物(被せ物)と神経の距離が近い場合、修復象牙質(第2象牙質)という神経を保護する層を作ります。修復象牙質は完成までに半年程度かかると考えられています。
ほとんどの場合は、1~2週間でしみるという症状は落ち着きますが、修復象牙質が完成しないと完全には落ち着かないケースもあるので、半年くらいかかってしまうこともあります。
2週間以上経過しても症状に全く改善がみられず強い痛みや違和感が続く場合は、②または③の可能性が高まります。
②や③の場合は、神経の治療が必要です。
むし歯の治療後にお痛みがある場合は、なるべく早く確認させてください。早めの対応ができた方が神経を残せる可能性が高まります。
むし歯でお困りの方は、木津川市 JR加茂駅前 住岡歯科医院までご相談ください。