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免疫力を上げるためには・・・?
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むし歯、歯周病について
小児歯科、矯正歯科について
こんにちは。住岡龍一です。
ヒトの体は、37℃で最も免疫力が高くなります。
体温が1℃下がり、35℃台になると、免疫力は30%低下します。また、がん細胞も増えやすくなります。
37℃台になると、免疫力は5倍以上になります。風邪を引いた時に熱が上がるのは、体の防御反応です。
日本人の平均体温は、かつて36.8℃でしたが、半世紀の間に1℃近く低くなっています。運動不足のための筋肉量が減り、基礎代謝が落ちたことや、クーラーや冷たい飲食物、ストレスの増加が原因と考えられています。
感染のリスクを下げるためには、平熱が高くするためには、以下のことが大事になります。
1、運動により、筋肉量を増やす
2、十分な睡眠をとる
3、朝食を充実させ、バランスが良い食事をとる
歯科として、関われるのは、3の食事になります。
子どもからご高齢の方まで、噛む回数が増えるような食事を食べるようにできると、むし歯、歯周病のリスクが下がることは報告されています。よく噛むと、唾液も出やすくなり、食べカスが残りにくくなり、唾液の中の免疫物質によりむし歯菌や歯周病菌に対抗しやすくなるためと思われます。
食事の取り方は、
最初に一口飲み物を飲み、口の中を潤す
次に、野菜を食べ、血糖値が上がりにくくする
そこから、噛む回数が少しでも多くなるように食事をする
最後に、飲み物を飲む
が良いようです。
食パンにしても、焼くだけで、噛む回数が倍近くになることも報告されています。
免疫力を上げるためには、よく噛む必要があります。
子どもでむし歯を放置してしまうと、食べやすいものだけをより好んで食べるようになっていく(菓子パンなど偏食に)ので、子どもの発育に影響しますし、感染もしやすくなります。
大人の方は、歯周病が進まないように予防をしていかないと、食べたいものが食べられなくなっていき、誤嚥性肺炎にも繋がっていきます。
子どものむし歯予防や、大人の方の歯周病予防について、気になることがありましたら、木津川市 JR加茂駅前 住岡歯科医院までご相談ください。